ステンレスは腐食性に優れた加工しにくい難削材!
ステンレスは腐食性に優れた錆びにくい合金です。しかし、難削材であるため加工しにくく、ステンレスを加工するには高度な技術力が要求されます。
ここでは、このようなステンレスの特徴をご説明し、加工の注意点を解説します。旋盤を用いた金属加工を行う東住吉区ではステンレス加工に対応しています。
ステンレスの特徴
ステンレスは主成分に鉄とクロムやニッケルを含有させた鋼です。ステンレスの主成分の鉄は錆びやすいですが、クロムやニッケルを含有させることで錆びにくくなります。
ステンレスの最大の特徴は、腐食性が優れていて錆びにくいことであり、風雨にさらされる建造物の建材や鉄道などの輸送機器、家電製品、厨房機器など幅広い用途に使用されています。耐熱性や強度、成形性なども優れているため、原子力関連施設や宇宙開発分野でもステンレスが使用されています。
ステンレスの種類
ステンレスはクロムやニッケルの含有量と熱処理の温度を変えることで、色々な種類のステンレスが作れます。
マルテンサイト系
マルテンサイト系のクロムステンレスは、柔らかい状態で加工することができ、加工後は強度が高くなり摩耗しにくくなります。摩耗しにくいため、軸受やタービンブレードなどの機械構造部分に使用されます。
フェライト系
フェライト系のクロムステンレスはクロムの含有量を増やすことで、さらに腐食しにくくなります。フェライト系のクロムステンレスは安価で錆びにくいため、自動車用部品や厨房用品などによく使用されます。
オーステナイト系
オーステナイト系のクロム・ニッケルステンレスは、最も多く使用されているステンレスです。加工しやすく大量生産が可能であるため、厨房用家庭用品や理化学装置など、様々な用途で使用されています。
加工する際の注意点
ステンレスは熱伝導性が低く加工しにくい難削材であり、高精度で加工するには高度な技術が必要になります。特に切削加工が難しく、ステンレスを切削加工するには、豊富な経験がある技術力が高い業者に加工を依頼することが必要です。
ステンレスを加工するための工作機械はステンレス専用ではなく、普通の金属加工用の工作機械が使用されます。普通の工作機械で難削材のステンレスを加工するには、職人がステンレスの特性などに精通していることが不可欠です。
腐食性が優れているステンレスは様々な用途に使用されますが、加工しにくいことが難点です。東住吉区の山菊製作所は金属加工の技術力が高く、難削材のステンレスでも加工することができます。
東住吉区でステンレスなどの金属加工を依頼する際には、山菊製作所におまかせください。小ロット・短納期にも対応いたします。
金属加工を依頼する際に知っておきたいお役立ち知識
金属加工に関する豆知識
金属加工は東住吉区の山菊製作所におまかせを!
会社名 | 山菊製作所 |
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